09 / 23

伝言ゲーム

たまに、妻からの伝言を子供たちが伝えに来るのだけど、

よく意味が分からないので、結局僕が1階に降りるはめになる。

そう、僕は家族のために労を惜しまないそんな素晴らしい夫。

 

大人でも専門的な話や、

間に二人挟んだりするとおかしなことになる。

 

話が歪んだり、意図が伝わっていなかったり、

少なくとも内容は目減りする。

「10の魅力」が→「7になり」→「4で届く」。

 

 

今や当たり前になったけど、

一斉に世界中に情報をリリースできる時代。

(改めて考えるとすごい。)

 

県内に、国内に、世界に、その“想い”を、

目減りさせずに届けるためにはWEBの活用は必須。

(大半がスマホで情報を受け取るようになった今、スマホ対応も必須。)

 

社長と直接話せば素晴らしいビジョン・想い・技術を持っているのに、

ホームページでは何の変哲もない普通の会社に成り下がっている。

 

これでは、そのような想いや技術をもっている会社を

探し求めているお客さんにスルーされてしまう上に、

気づかぬうちに周りからも過小評価を受けてしまっている可能性も。

 

 

クチコミは今も昔も変わらず最も有効な手段だけど、

伝言ゲームでは、その人のトーク力まかせになってしまう。

 

どんな人が説明しても魅力を目減りさせないように、

“整理した資料”を“いつでも”“どこでも”閲覧できるように、

受け皿を充実させておくべきだと思う。

 

あとは、その受け皿にどれだけ精魂込めるか。

ここで、その後の明暗が大きく分かれる。

 

 

以下は、お客さんや自社での実体験。

 

  • スタッフ全員(事務員や工務部等)が営業になれた。
  • 「追っかける」から「求められる」スタンスに変わった。
  • お客さんがクチコミで新たなお客さんを連れて来てくれた。
  • 代理店とのパワーバランスが大きく変わった。
  • お客さんが自ら学んでから来るので、説明&説得しなくてよくなった。
  • 自社の方向性に沿ったお客さんが来てくれるので商談がスムーズ。
  • 自社のビジョンが明確になり、スタッフとの意思の疎通が図れた。
  • スタッフの家族や協力会社からの見られ方を大きく変わり、スタッフの意識が高まった。

09 / 07

「大事は心軽く、小事は心重く対処せよ」

「大事は心軽く、小事は心重く対処せよ」

 

これは「ゴーストドッグ」という映画の中で出てくる言葉。

 

大きいことに取り掛かる時は、どうしても力んでしまい、

普段の力が発揮できないので肩の力を抜け。

 

小さいことに取り掛かる時は、ついつい気を抜いてしまい、

ケアレスミスをしてしまうので細心の注意は払え。

 

ということだろうと思う。

 

 

かれこれ15年前くらいに見た映画なので、

内容はよく覚えていないけど、この言葉だけは未だに頭に残っている。

(映画自体は面白くなかった気がするよ。)

 

この映画は、武士道精神を持った黒人ヒットマンの話で、

この主人公が『葉隠』(武士道について書かれた書物)をバイブルとしており、

このフレーズもその中からの抜粋なのかもしれない。

 

 

最近、些細なミスが続き、この言葉と共に反省したりする。

作業自体は小事だけど、影響は大事に至る。

 

今後は、細心の注意を払うと共に、

初老なので「僕、がんばる!」という気持ちだけでは頼りないので、

チェック体制を考える必要がある。

 

追伸:

普段スタッフには「チェックは必ず!」と言っておきながらこの始末。

ごまかすことも隠すこともせず、この場を借りてスタッフに謝りたい。

 

「ゴミンね。」

 

09 / 01

小手先 ではなくハートで。

コンテンツマーケティング(*1)やら、

コンテンツSEO(*2)という言葉が普及して久しい。

 

あら?聞いたことない!?(以下、簡単に説明)

 

(*1) メインターゲット層向けに想定した良質なコンテンツを継続的に配信し、
購買・導入意欲を高めて最終的には売上につなげるマーケティングの方法。

 

(*2) 事前にニーズのあるキーワードなどを調査し、そのニーズに対する良質なコンテンツをホームページやブログに追加・蓄積していくことで、複数キーワードの上位表示を狙いアクセス数アップを狙うSEOの方法。

 

細かい言葉の定義はどうでもよく、

どちらも似たようなものなので、ごった煮でまとめると、

 

  1. 満足度120%の良質情報を書けばSNSでも拡散される。
  2.  検索ボットもその流れを把握し、検索順位に反映させる。
  3. 同様に記事を蓄積していけば、アクセスも蓄積され右肩上がり。
  4. 読み続けているうちに意欲が高まり、購買・導入に。

というようなもの。

 

 

マーケティングやSEOの手法と言われると抵抗があるが、

「自社商品・サービスの売込み」ではなく、

「要望や困りごとへの問題解決」というお客さん側からのスタンスは、

売込みNGの今の時代にはマッチしている。

 

自分が困っている時、誰かのアドバイスで助けられた経験は、

誰にしもあるはず。(反対も然り。)

そのようなイメージで有益な情報を一般公開することで、

不特定多数の人が救われたり、学べたりする。

 

自分自身では当たり前だと思っていることでも、

結構知らない人が多かったり、間違った知識を持っていたりする。

 

困っている人を具体的にイメージして、

その人が「お〜!なるほど!」と唸るような内容になれば、

それが結果的にコンテンツ・マーケティングやコンテンツSEOに

繋がるのだろう。

 

大切なのは、

「小手先 ではなくハートで。」

 

そこには、アクセス数アップなどのスケベ根性ではなく、

「自分の知識・経験で一人でも多くの人をハッピーに。」

という使命感が必要なのだと思う。