09 / 07

「大事は心軽く、小事は心重く対処せよ」

「大事は心軽く、小事は心重く対処せよ」

 

これは「ゴーストドッグ」という映画の中で出てくる言葉。

 

大きいことに取り掛かる時は、どうしても力んでしまい、

普段の力が発揮できないので肩の力を抜け。

 

小さいことに取り掛かる時は、ついつい気を抜いてしまい、

ケアレスミスをしてしまうので細心の注意は払え。

 

ということだろうと思う。

 

 

かれこれ15年前くらいに見た映画なので、

内容はよく覚えていないけど、この言葉だけは未だに頭に残っている。

(映画自体は面白くなかった気がするよ。)

 

この映画は、武士道精神を持った黒人ヒットマンの話で、

この主人公が『葉隠』(武士道について書かれた書物)をバイブルとしており、

このフレーズもその中からの抜粋なのかもしれない。

 

 

最近、些細なミスが続き、この言葉と共に反省したりする。

作業自体は小事だけど、影響は大事に至る。

 

今後は、細心の注意を払うと共に、

初老なので「僕、がんばる!」という気持ちだけでは頼りないので、

チェック体制を考える必要がある。

 

追伸:

普段スタッフには「チェックは必ず!」と言っておきながらこの始末。

ごまかすことも隠すこともせず、この場を借りてスタッフに謝りたい。

 

「ゴミンね。」

 

09 / 01

小手先 ではなくハートで。

コンテンツマーケティング(*1)やら、

コンテンツSEO(*2)という言葉が普及して久しい。

 

あら?聞いたことない!?(以下、簡単に説明)

 

(*1) メインターゲット層向けに想定した良質なコンテンツを継続的に配信し、
購買・導入意欲を高めて最終的には売上につなげるマーケティングの方法。

 

(*2) 事前にニーズのあるキーワードなどを調査し、そのニーズに対する良質なコンテンツをホームページやブログに追加・蓄積していくことで、複数キーワードの上位表示を狙いアクセス数アップを狙うSEOの方法。

 

細かい言葉の定義はどうでもよく、

どちらも似たようなものなので、ごった煮でまとめると、

 

  1. 満足度120%の良質情報を書けばSNSでも拡散される。
  2.  検索ボットもその流れを把握し、検索順位に反映させる。
  3. 同様に記事を蓄積していけば、アクセスも蓄積され右肩上がり。
  4. 読み続けているうちに意欲が高まり、購買・導入に。

というようなもの。

 

 

マーケティングやSEOの手法と言われると抵抗があるが、

「自社商品・サービスの売込み」ではなく、

「要望や困りごとへの問題解決」というお客さん側からのスタンスは、

売込みNGの今の時代にはマッチしている。

 

自分が困っている時、誰かのアドバイスで助けられた経験は、

誰にしもあるはず。(反対も然り。)

そのようなイメージで有益な情報を一般公開することで、

不特定多数の人が救われたり、学べたりする。

 

自分自身では当たり前だと思っていることでも、

結構知らない人が多かったり、間違った知識を持っていたりする。

 

困っている人を具体的にイメージして、

その人が「お〜!なるほど!」と唸るような内容になれば、

それが結果的にコンテンツ・マーケティングやコンテンツSEOに

繋がるのだろう。

 

大切なのは、

「小手先 ではなくハートで。」

 

そこには、アクセス数アップなどのスケベ根性ではなく、

「自分の知識・経験で一人でも多くの人をハッピーに。」

という使命感が必要なのだと思う。

 

08 / 25

縦横無尽に走れていますか?

僕はジャズが好きなのだけど、

「ジャズって結局なに?」という人には、次のように例える。

 

“世界中の道を網羅したタクシードライバー“みたいな感じ。

 

広島に居ながらも、NYだろうがインドだろうが、

裏道まで縦横無尽に駆け巡り、

異国情緒を楽しませながら目的地へ導く。

 

何百回と通っているから、

あらゆるルートをアドリブですり抜ける。

ここに他プレーヤーも絡んでさらにヒートアップしていく。

まるでカーチェイスのよう。

 

でも、経験の浅いプレーヤーではこうはいかない。

渋滞にハマるわ、危険地域に乗り入れるわ、

観光名所はスルーするわで。

 

 

そして、仕事でも同じようなことが起こっている。

パソコンが使えるスタッフがいるというだけで、

そのスタッフにチラシからホームページまで、

根本的なところからトライさせてしまう。

 

そして、

トライ&エラー。

トライ&エラー&エラー。

エラー&エラー。

終いには、エラーしていることにも気づかない。

 

「ふぅ〜、まぁこんなもんだろう。」

チェックする方も度重なる妥協が感覚を麻痺させ、

Windows95時代のホームページの出来上がり!

 

 

結局、すごく良いものを提供しているのに、

魅力が伝わらずに過小評価に終わってしまっている。

 

当初の目的は、その製品・サービスを求めている人を、

スルーする(される)ことなく乗せてあげて、

問題解決や満足感を与えてあげることであり、

決して、「自分たちでホームページを作る」では、

なかったはず。

 

本業ではない領域は、それを本業としている人に託し、

自分たちの本業にだけ注力してほしい。

 

そうすれば、もっと縦横無尽に走れるはず。