仏像を掘る仏師は、「仏像を製作する」のではなく、「石の中にいる仏さま声を受け、掘り出していく」という感覚らしい。これは、ブランディングの工程と似ていると思う。
事業が継続すればするほど、大きくなればなるほど、課題・問題・しがらみは大きなり、石の中に閉じ込められたように凝り固まってしまう。
僕たちの役目は、そのクライアントさんの本来あるべき姿を理解し、掘り出し、磨き、皆が求める場所に据え直すこと。(たまに赤いニット帽被せたりしますが)
ブランディングという言葉が一般的に浸透して久しいが、WEBサイトをリデザインすることはアウターブランディングのほんの一部でしかなく、インナーブランディングや、顧客との接点である商品・サービスを通じて心を踊らせるUXデザインも重要な要素になってくる。
小手先だけでは仏師にあらずなので、クライアントさんの存在意義を理解し、描いている未来図とより共鳴させるには、洞察と見識を常に磨き続けていかなければ。
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プライベートでは、
久々の家族サービスで、福山市の神勝寺に行ってきた。うちのクライアントである宮原建設さんがこの中の幾つかを手がけられており、ようやく行くことができた。
↓宮原建設さんが手がけられた建築物はこちら。
http://www.miyahara-kensetsu.co.jp/archives/2031
その他、一日の観光をダイジェストで。(かなり端折ります。)








軽い気持ちで訪れたが、広いし、沢山見所があるので、時間が足りなかった。今度は、朝一で来よう。