ついに、この年でビジネスと経済を全理解してしまった。皆さん色々と苦労されているようなので、短期間でどのようにして全理解したのかその方法を共有します。
その方法とは。
『島耕作シリーズ』の読破です!
そうです。
ヤクザ映画や格闘技を見た後に訪れる『無敵感』と同じやつです。
100%勘違いの思い込み状態です。
それくらい島耕作の学生〜相談役に至るまでの人生を伴奏することで(ただの読者)、ステージごとの視座を疑似体験できる。現実社会と距離をつめたサラリーマン人生を、よくここまでおもしろく構成できるなと感心しきり。すっかり作者:弘兼 憲史さんの虜になってしまった。
終始ちょくちょく登場する探偵のグレさん経由で、同作者の『ハロー張りネズミ』もメルカリで購入する始末。1980年からの作品で、おもしろいしよくできているのだけど、ここから島耕作のクオリティーへとさらに昇華させていることがスゴい。。。
一つの道を磨き続けると、ここまで構成力、表現力などが高まるものかと。書き続けてきた裏に、その数十数百倍の構想を練ってきたからこそ、あらゆる状況を網羅性をもって展開していけるのだと思う。
大小あれど、個人の全リソースを10とした場合、それを特化させるか分散させるかもセンスなんだと思う。コモディティー化とテクノロジー進化の中で、幅広く平均点をとる方法はどうしても個々の濃度が薄まるので、特化して継続している人には絶対に及ばない。平均点はリスクヘッジではなくリスクなのかも?