課題と1UP

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課題と1UP!

学生でも、社会人でも、人生においても、『課題』というものは永遠に降ってくる。

 

前向きに取り組みクリアすれば、「お、もっとできそうだね」と、より有意義な課題が天から降ってくる。クリアする度になにかしらの能力が備わり、次レベルの権限が付与され、恩恵もおまけとして付いてくる。

 

ただ、たとえ課題クリアしても、姿勢が後向きであれば、「まぁ、できたね。でも、もう一回やっておこうか」と、姿勢を変えない限り永遠に同レベルの課題が降ってくる。手慣れてくるけど徐々にモチベーションが落ちていく。

 

そもそも課題に向き合うことすらしなければ、「君には難しいかったのかもね。」と、より低い意義の課題にまとわりつかれ、そのうち虚無感に飲み込まれる。

 

 

『課題』という言葉は不思議なもので、クリアして行けば行くほどポジティブな存在になり、逃げれば逃げるほどネガティブな存在になる。

 

ゲーム感覚で、1UP!みたいな感じで気楽にやっていれば、いつの間にか『課題』はポジティブな存在となり、人生の良きスパイスになってくれる。

 

重要なのは、課題自体が評価されるのではなく、取り組む姿勢、達成までの過程、その先に見える伸び代が評価の基準であり価値があるということ。そして、自分にとって重要な人たち(未だ見ぬ人含む)はずっとそれらを影から見守っていてくれており、ある時ふと手を差し伸べてくれる。

 

それが、課題と評価。

 

 

走行中(助手席)、橋の上から。スマホで手ブレブレだけどなんかイイ。※写真と本文は一切関係ありません。