デザイナー仕事部屋

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自宅仕事部屋環境 向上委員会(1)

リモートでの打合せが増えてきて、自宅で仕事することがより増えてきた今日この頃。仕事のパフォーマンスを高めるために、7~8年未着手だった仕事部屋をなんとかしようと『仕事部屋環境 向上委員会』を立ち上げた。

 

こういうことは、優先順位をしっかり決めて進めなければ大変なことになる。ということで、まずは『スピーカー』から。これは誰も異論はないでしょう。

 

とりあえず、音の解像度を高めるため大まかな調整をリビングで。

 

スピーカースタンド砂入れ

まずは、スピーカースタンドに無菌砂を投入。音が空洞を共振させてしまうことを防ぐため。まずは1,500g(2/3位の高さまで)入れて試聴。

 

砂の量 調節

音は太くなったが、なんか高音の伸びにツヤがなくなったので砂を600gに減らす。高音のメイン領域が少し中域よりになり、厚みが出たのでひとまずOK。

 

バイワイヤリング

次に、2本線だったスピーカーケーブルをアンプから4本線(バイワイヤリング)に変更して再度試聴。音、激変。女性JAZZボーカルや弦・管楽器などのメインが前面に出て、バックのそれぞれの音の輪郭も出て、各楽器が分離して聴こえるように。

 

スピーカー脚

そして、スピーカーベタ置きすると低音がボワンボワンするので足が付いているが、シリコンゴムのため音がイマイチぼやけてる気がするので、

 

スピーカー脚

スパイクに変更。地面との接地面を極力小さくすることで床を鳴らさないように。

 

御影石とインシュレーター

スパイク受けのインシュレーターを御影石の上に配置。床が硬くなると音がシャキッとするために石板を敷く。(その下のマットは冬場の結露防止)

 

 

スピーカースタンド

見た目だけでなく確実に音が引き締まった。ポテンシャルは充分引き出せたと思うので取り敢えずここまで。(仕事部屋へ引越したらまた音変わるのだけど。)

 

 

一つひとつのことは微々たるものなんだけど、それらが総合点として表れると圧倒的な違いになる。ということはデザインと同様だなぁ。ちなみに、音質が向上しているかを客観的に判断するために、片方はノーマルのままで置いておく。調整するなかで常にノーマル状態と比較しながら進める。これもデザインと同様。(無理やり仕事につなげるな)

 

プライベートでは、もっと何の役にも立たないことを頑張っていきたい。陶芸も再開したのでどこかで展示とかもしてみたいな。それは、『自己満 向上委員会』としよう。でも結局はいつも、その仕事の外側にあるものが役に立ってくる。“芸は身を助ける”みたいな感じでなんとか生きています。

 

※ちなみに、この『向上委員会』とは、先日参加させていただいた会社内の取り組みで素晴らしかったのでマネしました。確実に使い方間違ってますねどね。