10 / 09

専門用語を使うな。

「専門用語を使わないでください」と言われることがたまにある。

 

WEB業界の用語は覚えてもらう必要はないので使わないけど、1〜2年後に一般社会のメインストリームに躍り出るものは踏まえて進める必要があるので、話の延長上にある場合は用語を使わざるおえない。

 

クラウドやドローンなどは分かりやすい例。今や子供からご年配の方まで使う一般用語。でも一般浸透する1年前までは専門用語。当時「何をSFみたいなことを笑」と本気で言われたが浸透してしまえばあたりまえの存在。

 

そして今、世界の基盤を変えてしまうようなことが次々と浸透してきつつある。NFT、メタバース、DAO(自律分散型組織)など、1年後には専門用語ではなく一般用語。2年後くらいには皆あまりまえに「半分リアル半分仮想空間」で仕事や生活をするようになる?

 

ブロックチェーンというワードが浮上してきて、5年前くらいに読んだ本の内容が、着々と現実になってきている。中央集権型が崩壊するとGAFAMにとって変わる存在が山のように出てくるのだろうか?そしてまた統一へ競争の始まり?

 

歴史のサイクルのとおり、散らかっては固まり、固まっては散らかり。そして今、かつてないほど散らかりあげるステージに突入してるみたい。世の中、DXが賑わっているけど、ブロックチェーンが一般浸透すると本格的に進むのかなという感じがする。

 

でないと、どんどん複雑化、高度化、加速化、加熱する現代社会において、相反する方向性のSDGs、環境保護、ましては働き方改革など、どうもアクセルとブレーキを同時にベタ踏みしようとしているようで辻褄が合わない気がする。やはりそこは画期的なテクノロジーの進化でしか解決できない。

 

理解が追いつかないけど、期待してます。

 

 

世界経済に将来、もっと大きなインパクトを与える技術が誕生した。

人工知能でも自動運転でもない。

IOTでも太陽エネルギーでもない。

それは、ブロックチェーンと呼ばれている。

BLOCKCHAIN REVOLUTION(ドン・タプスコット、アレックス・タプスコット著)より

 

 

09 / 18

インハウス◯◯のリスク

長年愛用している某商品の会社さんの広告内容がTwitterで炎上している。「パワハラだ」「サイコパスだ」「もう買わない」とか。確かにやさしい親しみのあるブランドイメージとはかけ離れた内容で、ブランド毀損になりかねない。

 

炎上商法を意図的にやるには、商品やブランドとの相性の悪すぎるのと、昨今のムードを考えると、その表現はアウトの領域だとわかりそうなもの。広報のみの失敗であって欲しいと期待を残し継続愛用しますが。

 

 

上記の会社がどうかは分からないが、周りで目につくのは「インハウスでは同様のケースが起こりやすい」印象がある。

 

最近、いろんな会社さんでも、社内にクリエイティブやマーケティングなどの部署を持たれるところが増えてきている。一般的には「インハウスデザイナー」や「インハウスマーケター」と呼ばれるもの。

 

スピード感や意思の疎通などメリットはたくさんあるし、ある程度の経験値を持たれている方が担っている場合は吉と出ると思う。ただ、よく目にする状態としては、新人さんや他部署からの移動など、経験値がないままに担当になっていたりする。

 

インハウスということは、「同じ渦の中で考え実行しないといけない」ということ。そこでは良いも悪いもしがらみも全部見えてしまい、最終的に縦割りの中で自分の業務に降りかかってくるので、コンパスの磁石がグルグル回りN極を指してくれなくなってくる。

 

優秀なインハウスの人は、基礎設計やハンドリングに従事し、その先は専門業者へ委託する。が、よく目にするのは新人インハウス◯◯にすべてやらせてしまう。そして「失敗させて学ばせる」という経営者の言葉とセットで進んでいる様子。

 

それはそれで良いけど、この「失敗」が指す基準や範囲を、同じ渦にいる担当者と経営者が見えなくなることがインハウスでのリスクだと思う。

 

経験上よくあるケースとして、これまでボロボロの自作サイトだったにも関わらず、リニューアルで良くなってくると、急に細かな指摘がガンガン入ってきたりすることがある。「下のものに任すから。私は興味がないので。」という経営者ほど、火がついて後から乗り出してくることが以前はよくあった。「あれがセーフだったのに、これはアウトかよ~笑」とも思うのだが、意識が芽生えたということで喜ばしいことだと受け止めている。

 

要は、「渦の外からは冷静に見渡せる」この状況下であることが大事なのだと思う。

 

プロのデザイナーやマーケターは、技術やノウハウだけではなく、モラルやルール、トレンド、市場のムードまでを肌感とロジックで持ち合わせているもの(べき、でありたい)だと思う。その上で渦の外から第三者目線で提案内容を組む。

 

もちろんそれらが的を外すことは常なので、今度は社内でその提案に対して渦の外から正しくジャッジし、ハンドリングすることにフォーカスしていれば、某会社さんの炎上事件のようなことは起こらないのでは?と見てしまった。

 

知らんけど。

 

 

08 / 17

第4子、誕生。

先月、第4子が誕生しました。

 

僕と同じ誕生日です。

 

男の子、お世継ぎです。

 

継ぐものないけど。

 

間があきまくったので、子供というより孫感覚です。

なので、今回はお祝いに関して「100万円以下の金品は受け取りません。」としました。

 

 

「親が似合わない!」

「子供に興味あるん?」

「結婚自体ありえん!」

「どうするん⁉︎(全般的に)」

 

など、第1子誕生時からこれまで周りに散々なことを言われてまいりましたが、誰が何と言おうが順風満帆に第4子誕生です。

 

若かりし頃、『雲のようなヤツだ…』と複数人に言わせるくらいフワフワと生きてきた自分としては想像してなかった未来だが、家族全員からの圧力と、今後の時代の流れからの子沢山方向に。

 

東京の友達に言わせると、4人とかありえんらしいけど、ウチの近所だと6〜8人兄弟とか普通にいるので(部族の村か)、感覚がくるってるというのも正直ある。

 

まぁ、兄弟(姉妹)は多い方が良いとリアルに思う。

 

しかし、毎日毎日家の中が賑やかすぎるので、耐えられなくなったら自分の部屋にこもり、レコードを爆音で鳴らしてます。

 

 

第4子