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情熱やら何やら

先日、うれしいお知らせがあった。飛企画でデザインさせて頂いたシンボルロゴが、”新設中の園舎にモチーフとして建物自体に組み込まれている”とのこと。

 

園の理念や想いを聞く中で、「どうやったらその想いを直感的にたくさんの人の心に浸透させることができるだろう?」と考え提案したシンボルロゴやWEBサイトが、園長先生たちの想いと重なったのだと思う。

 

その結果、入園希望者のほぼ100%が「HPを見て興味をもって連絡しました」と言う声に変わったとのこと。園長や先生たち、つなぎ合わせてくれた人も、そして通園されている親子や近隣の人々。みんなが喜んでくれている感じが伝わってくる。

 

こんな体験ができる仕事って貴重だと思う。人生において多くの時間を割く仕事という存在において、情熱やワクワクというエネルギー源が人には必要不可欠。そして、そこから生み出されるクリエイティブは人間だけに与えられた特権。

 

僕が子供の頃は、「”好き”なことをして生きていけるほど、人生甘くない」が当たり前だったが、今の時代は「”好きでは無い”ことをして生きていけるほど、人生甘くない」に変わっていると感じる。

 

12 / 09

パワーアップ休暇 in タイ [ Vol.3 ]

ふと気づけばマイペースでやってきた飛企画も来年で10年目。数年ぶりのパワーアップ休暇をとり、周りの人たちがことごとく絶賛するタイ(バンコク、チェンマイ)へ7泊8日のひとり旅。旅する中での気づきを数回に分けてメモ。(旅の写真は下部に掲載)

 

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循環 編
 

最終日前日はバンコクに戻り、マリオットホテル スリウォンというホテルに宿泊。(タイだから泊まれる。)もう一歩も外に出る気はなく、翌朝早朝のフライトまでとにかくゆっくり過ごす。ルーフトップ・プールバーで泳いでモヒート飲んでまた泳いで。バンコクの蒸し暑さが心地よくさえ感じた。

 

空間や接客などすべて質が高く、ここではもうぼったくりと戦う必要ないと、安心して武器を下ろし鎧を脱ぎ無防備にビュッフェに入ったが、チェック時に普通に超・卍・ガチ・鬼高くて、レシートを3度見程したうえに電卓まで叩いてしまった。(冷静に考えれば、食材、調理方法、個別調理、バリエーション、ホスピタリティー等すべてハイクオリティーだったので相応。)

 

まぁ、食べてしまったものは仕方ないと諦め、あとは部屋でゆっくりと旅の疲れを癒し、明日の早朝フライトに備えて早めに寝る。。つもりが、目がギンギンに冴えて朝まで眠れず。おかげで思考を整理する有意義な時間を過ごせた。
 
そして、そのまま早朝一番、空港へ。
 
 
 

今回の旅は、田舎と都会、古典的と近代的、荒削りと洗練など織り交ざったものになり、普段のインプットとは大きくかけ離れたものが摂取できて面白かった。
 
日々、口に入れる飲食物の質と量が将来的に良い身体・悪い身体をつくる分かれ目になるのと同様に、頭と心に入れるものも非常に重要だと思う。仕事のウェイトが幅を利かせすぎると、インプットが偏る→アウトプットがズレる→ヒットしない→感度がにぶる。この循環に陥らないためのパワーアップ休暇。
 
家族やスタッフをはじめ多くの人の支えがあっての休みなので、その有り難みも改めて感じた。みんなから「行っておいで」と言われ、あたりまえに行かせていただいたが、どうやら皆が皆そのように送り出してもらえるものでは無いらしい。本当に感謝。
 

おかげさまで、好循環スパイラルに切り替えられた。
 
コップンカ。

 
おしまい。

 

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バンコク マリオットホテル スリウォンのルーフトッププール&プールバー
ルーフトップ・プールバー | 昼間は結構みんな泳いでいたが夜は独占して泳げた。泳いではリクライニングソファーでゆったりリラックス。気がつけば2時間くらい経ってた。
バンコク マリオットホテル スリウォンのビュッフェ
ビュッフェ | いろんな風景写真を子供に見せたが、結局一番食いついたのはこのデザートの写真。
バンコク マリオットホテル スリウォンの部屋
いつも狭い部屋にしか泊まらないため空間を持て余す。毎回最終日前夜は目がギンギンに冴えて寝られない。。でも、おかげで思考を整理する有意義な時間を過ごせた。理想の仕事空間かも。

浦東空港(上海)
浦東空港(乗継)からのフライトで旅は終わり。家族が待つ広島空港へ。

12 / 04

パワーアップ休暇 inタイ [ Vol.2 ]

ふと気づけばマイペースでやってきた飛企画も来年で10年目。数年ぶりのパワーアップ休暇をとり、周りの人たちがことごとく絶賛するタイ(バンコク、チェンマイ)へ7泊8日のひとり旅。旅する中での気づきを数回に分けてメモ。(旅の写真は下部に掲載)

 

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開放編

 

5日目。飛行機で1時間半かけてチェンマイ(タイ北部の古都の町)へ移動。この日から2日間行われる祭りの影響で普段よりにぎわっているとのことだが、バンコクより落ち着いている感じ。

 

到着日の夜。毎晩1時まで開催しているナイトマーケット&ナイトバザールへ。広島で言うところの“とうかさん”“えびす講”を毎日開催している感じ。通りは、ベタな店ばかりだけど、広場で開催しているPloen Ruedee Night Marketは、店もライブも洗練されていて最高に良かった。

 

 

翌日はコムローイ祭(ランタン上げ)の現地ツアー。車で1時間ほど走ったところの大学敷地内での開催。(現地ガイドさんのいい加減さにトラブル続出。おかげで参加者がひとつのチームになった。)何千ものランタンが一斉に空へ。素晴らしい、脳みそから何か出た。ランタンは街中に帰ってもあちこちで上がっており、街全体が幻想の世界っぽく映る。こういうの日本でもあったらいいなと思うけど無理よね。

 

 

チェンマイは心地よいにぎやかさでいい。祭りやイベントのおかげもあるが、気持ちがほぐれる。飛行機で隣になったご夫婦は毎年来られるとのこと。帰郷する感じに似てるんだとか。

 

 

この旅中は、遊ぶことに集中するためにパソコンは持って行かず、小さなメモ帳のみを持って行った。「仕事をしないといけない」と思えば思うほど進まないが、「仕事をしてはいけない」くらいの気構えだと心が開放されるのか、サラッと頭に浮かんでくるのでその都度メモして完了。

 

帰国してからメモ帳を眺めると結構なページ数を書いている。タスクではなく、日々アイディアなどを書き留めるのは大切なことだと再認識した。後から眺めて、「なんだここれは?」みたいなのもあるけど、他人が書いたものを見ているようで、客観的に観察できて面白い。

 

これも以前はやっていたが、いつの間にかやらなくなっていた。この感覚を思い出せたのは良かった。続けよう。

 

 

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チェンマイ ターペー門前
昼過ぎにチェンマイに到着。なんか懐かしいような雰囲気。
100%パッションフルーツジュース
露店の100%パッションフルーツジュース。タネをバリバリ噛み砕きながら飲む。美味しすぎて、こればっかり飲んでた。
Ploen Ruedee Night Market
Ploen Ruedee Night Market | 人、人、人。現地の人いなかったような。
Ploen Ruedee Night Market
いろんな店が出店していて楽しい。
Ploen Ruedee Night Market
余興のバンドが凄すぎて最後まで聞いてしまった。前半はしっとり系だったが、後半、盛り上がりすぎて完全にクラブ化。小さな子供二人が踊り狂っててかわいかった。
RIVERS & ROADS
RIVERS & ROADS | ふらっと立ち寄ったいい感じハンドメイド雑貨店。店員の女の子二人とも日本語ペラペラだった。店も商品もセンスがいい。
チェンマイの夜
チェンマイの夜。いい感じ。
SP CHICKEN
飛行機で隣の人に教えてもらったSP CHICKENという店。一羽か半身かを選ぶ。美味しかった。
AKHA AMA COFFEE
AKHA AMA COFFEE | アカ族の母という意味らしい。若きオーナーは、勉強して、起業して、自分の村(アカ族)とフェアトレード契約をむすび恩返し。
AKHA AMA COFFEE 2
シェイカーで作られた泡。オレンジピールも。こんなアイスコーヒーはじめて。美味しい。
コムローイ1
コムローイ祭。ランタンに火を灯す。
コムローイ2
一発目は一斉に上げたのでランタンの密度が高かったのだが、自分自身も上げてたので撮影できず。
コムローイ3
360度包まれると圧巻。
ランタン
街中のあちこちでランタンを上げてる。火事や事故にならないわけないと思うのだが。
トゥクトゥク
翌朝、バンコクへ戻るために初トゥクトゥクでチェンマイ空港へ。