脳内MAP

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脳内に埋め込まれた地図

先日、妻と話をしていてふと気づいた。「完全に脳内に地図を埋め込まれとる・・・。」

 

 

これまでの会話を振り返ると、

僕「今週末、田舎に帰ろうか?」

妻「じゃあ、途中で西松屋によって、子供の靴下買っていい?」

 

僕「〇〇ん家、遊びに行こうや。」

妻「じゃあ、途中で西松屋によって、子供のパンツ買っていい?」

 

僕「〇〇に買い物行こうか。」

妻「じゃあ、途中で西松屋によって・・」

僕「もう、ええわ!」

 

 

とくに、西松屋フリークでもないし、西松屋の場所を探したことも検索したこともない妻だが、行く先行く先でバッチリ脳内に西松屋のMAPピンが落とされている。店舗自体とくに特長もないが、問題はあのシンボル・ロゴ。

 

なんでうさぎかは知らないが、うさぎだけに脳内にピョンピョンと飛び込んでくる。気がつけば、自分も「あ〜、あそこのね。」と、すでに脳内にピンを落とされている。

 

 

 

 

人は幼い頃から毎日毎日、企業やブランドのシンボルロゴのシャワーを浴びている。朝から晩まで、オンラインだろうがオフラインだろうが、室内だろうが外出しようが。

 

そう思うと、ここにどれだけの価値があるか、ここに何を込め表現するべきか。いかに物質的な色形がない理念・ビジョン・行動を見える化し浸透させていくか、いかに自分の望むあり方で顔をおぼえてもらうか。ブランドのトップは社長でも株主でもなく、確実にシンボル・ロゴ。

 

シンボル・ロゴをトップに、行動をブレイクダウンしていき、ピラミッドを構築することで、事業ドメインもポジショニングも価値観も明確になり判断しやすくなる。そして、自然と社内外の求心力向上へ。