10 / 06

“気づき”という価値

チームで事業課題に向き合うためのワークショップ(体験型講座)は、完成したもの自体にも価値があるけど、一番の価値は、チームで取り組み、頭から湯気が出るくらい考え、ぶつかりながら、合意しながら、一本の糸を紡ぎ出していくその過程で得る“気づき”自体が一番の財産。

 

外部の力やオートマチックだけで完成したものは、たとえ良いものに見えてもチームの思考・感情・行動とリンクしていないので意味をなさない。

 

完成後も実際の行動や成果と照らし合わせながら、ブラッシュアップしていくと、どんどん研ぎ澄まされたものになり、自分たちによりフィットしてくるはず。

 

 

一枚の記録として棚に眠るか、財産として磨き掲げるか、大きな分かれ目。

 

価値か無価値か、すべて自分たち次第。

 

そろそろ、また見直そ。

 

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先日、次世代のクラウドプラットフォームとなるGoogle Cloud Platformの大型イベントNEXT18に行ってきた。「IT&WEB業界の話ね」では収まらず、近年の新技術(スマホ、SNS、クラウド、ドローン、VR、ブロックチェーン、リモートワークなど)と同様に1~2年後には用語もサービスも“一般的”なものとして認知され、仕事(全業種)・教育にも私生活にも入り込んでくるものだと感じた。

 

NEX18
朝一の基調講演前の会場。このスクリーン×4エリアが満席に。どの会場もブースも人だらけのため掲載できる写真がない…。Googleのクラウド環境と開発ツールを一般開放し、各企業がそれらを用いてAIやビッグデータなど組み合わせたサービスを構築・提供していくモデル。汎用性が無限大なので今後いろいろなことを解決するサービスがあらゆるところで生み出されそう。
ブルーノート東京
毎度のブルーノート。北欧ジャズとジャマイカンタブの融合。向かいのテーブルに有名アーティストが!
9 hours
一度泊まってみたかった9 hoursへ。
9 hours
9 hoursのフリーエリア。※奥に写っているのは僕ではありません。他人です。
根津美術館
初の根津美術館。雪村周継の龍虎図に鳥肌がたった。※奥に写っているのは愛人ではありません。他人です。
根津美術館カフェ
根津美術館の庭園内のカフェで休憩。いい休憩場所を見つけた。今後もここで一休みしよう。

 

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09 / 09

試食ジプシーとゼスプリの戦い。

以前、イオンモールに行ったときにゼスプリの店頭販売をやっていた。

 

 

半個分のキウイをオリジナルスプーンで試食させてくれたのだけど、なんか妙に美味しく感じた。いつもは特攻隊の3匹が食品フロア中を試食しまくるだけして颯爽と去るという試食ジプシーっぷりだけど、ここで足止め。確かに美味しかったし、スプーンが欲しかったのでお買い上げ。

 

 

 

ゼスプリのUX/CXデザイン戦略1

 

このスプーンは、持ち手部分のギザギザナイフで半分に切って、反対側のスプーンで食べるという機能性のもの。これまでも包丁で半分に切って食べたりはしていたけど、丸ごとをスプーンの持ち手でザクザク切るという作業が美味しく感じさせるのだろうか?

 

 

あの試食の場で、小さく切って爪楊枝で出されていたら、あの日も試食ジプシーとしてひと荒らしして立ち去っただろうけど、“少し視点を変えた食べ方”と“ツール”を提供されたことで、その後は頻繁に買うようになってしまった。(このスプーンを目にするたびにキウイの存在を思い出してしまう。)

 

 

振り返れば、CMでおなじみのキャラクターで子供をおびき寄せるところから戦略は敷かれていたのだ。多分。

 

 

恐るべし、ゼスプリのUX/CXデザイン。

 

 

ゼスプリのUX/CXデザイン戦略2
持ち手のギザギザナイフで半分に。この作業が美味しくさせる?
ゼスプリのUX/CXデザイン戦略3
この食べ方だと、やわらかいサンゴールドの方が美味しく感じる。

 

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08 / 16

スピードアップとショートカットの違い

「どんなに知識や経験があっても、新プロジェクト構想の7〜8割は失敗に終わる」みたいな言葉をよく耳にする。

 

 

問題は、その7〜8割の失敗をいかに早い段階で終わらせ、今後に学び反映させるか。その失敗に3年もかけてしまえば、その間に意気消沈してしまう。しかし、はじめの3ヶ月で失敗を完了させれば、高い情熱と資金を保ったまま、その失敗で明確になった今後の課題に意欲的に取り組むことができる。

 

 

「失敗は成功のもと」という格言の一層奥のレイヤーには、上記の言葉が隠されているのだと思う。

 

 

 

 

ただ、分かりきった失敗をわざわざする必要はないので、同じ失敗でもできるだけレベルの高い失敗にしたい。

 

 

たとえ頻繁に打合せしていても、面白いくらい捉え方は人それぞれ違う。色決めで「黄色に確定」となっても、各々の頭の中では「ビビッドな黄色」「くすんだ黄色」「淡い黄色」など、その人の好みや近々に体験やトレンドに引っ張られてしまう。

 

 

このわずかな認識の違いが、後に膨大なコミュニケーション・ミスとロスを生み出してしまう。皆、一生懸命考えているし、誰も間違っていない。だけど皆の意見が合致しない。ただこれは、立場や役割によって普段から見えている景色や聞こえてくる声が異なるので必然の現象。

 

 

それをすべて集約した上で答えを出すためには、フレームワークを活用するなどし、皆の頭の中のものをすべてキャンバスに吐き出し、俯瞰視する必要がある。現状把握、認識の共有、整理整頓、顧客目線の施策、展開方法など、サッと実施してみるだけでも、自ずと皆の脳がリンクしてくるし、各々が具体案を発言できるレベルに理解度が高まってくる。

 

 

こうなってくると、“野原”で行き先を迷っているレベルから、三叉路や交差点などの“道”選択レベルに整ってくる。(道を間違えたのであれば、他の道を行き直せばいい。これは想定内の失敗なので、一段ほどレベルの高い失敗。)

 

 

自社でも他社でもあるあるだけど、この部分をショートカットしてしまうと、スピードアップどころか後で大きなツケを払うようになってしまう。

 

 

結局、プロジェクトの確度と鮮度を保つために「急がば回れ」。

 

 

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