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17年越しの。

先日、長女が興奮を抑えながら、「ねぇねぇ、お父さん、ちょっと見て…」と社会の教科書を見せてきた。「これ、お父さんがやったやつよね?」と見せてきたのは、17年前の2002年に担当したFIFAワールドカップ決勝戦前セレモニーの超巨大富士山バルーンの写真。(「風船工房 匠」在籍時)

 

韓国との関係性をまとめたページで、初の日韓共同の世界的サッカーイベントとして取り上げられていた。いつか子供が大きくなったら、当時密着取材(製作からイベント成功まで)された番組を見せようと思って12年。いよいよ見せる時かと収録したCD‐ROMを探した。(現時点で見つからず・・・)

 

持ち前のローテンションとテレビ局の構成・編集マジックで一見「冷静にプロジェクトを進めるリーダー」的にカッコよく映っているが、イベント規模の大きさと、且つ初現場なのにいきなりリーダーに据えられ、実際のところ何を決めればいいのか、何を準備すればいいのか、まったく右も左も分からないまま本番の日が刻々と近づいてくる不安感でフワフワしてる感じが映し出されている映像だった記憶がある。

 

そんな頼りないリーダーを脇目に、イベントを成功させるために周りの人達がフルパワーで頑張ってくれて当初不可能だと言われたアトラクションも無事成功に終わった。

 

ふ〜、めでたしめでたし。
リーダーは出しゃばらず、チームの力で成功する。まさに理想のリーダー像(笑)

 

当時の自分には、まさか17年後に娘から教科書経由で見せられるとは想像もしてなかった。もしかすると、今やっている仕事も十数年後に孫の目にとまるのかも知れない。

 

09 / 15

成長のカギ

「素敵なデザインができるようになりたい!」「技術やルールを覚えないと!」など、しばしば耳にするのだが、どうもそのセリフから”仕事感”というより”受験勉強感”を受けてしまうのは何故だろうか?

そもそも、仕事というものを平たく言えば、「お客さん(地域社会)の課題・問題・要望を解決すること。そして、その感謝のかたちとして対価をいただくこと。」

冒頭の言葉は上記とはかなり距離があり、感謝という対価を受け取るところから逆算するならば、主軸のピンを落とす場所を再設定することが必要かなと感じる。
 

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↓例えば飛企画の主軸設定。

    1. 共通価値の創造

クライアントのポテンシャルを最大限に活かし、その先の多くのお客さん(地域社会)を喜ばせることを共通ビジョンとして掲げ、目指し、新たな価値を創造していく。

  1. クライアントの意向に寄り添う。(売り上げ、求人など)
  2. デザイン(戦略)の提供。
  3. デザイン(戦略)の実装。

 

2を最優先するWEB会社が多い中、飛企画が1を最優先する理由は以前投稿したこちらの記事
「客と向き合わない。」

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ここからが成長のカギ(主に制作側)だと感じているところ。
大抵、初回打合せでは1のことだけで技術的なことは一切話しない。技術的なことは先の先。もちろん、初めはクライアントからも2を求められるが、1が無いとその後があれこれ大変になる。その主軸を共有して進みたいのだが、上記1.2.3.4.5の文脈で話をしても、聞き手のポジションによって、自分軸で文脈を組み立て直してしまうことが多い。
→営業であれば、2.3.4。
→デザイナーであれば、3.4。
→オペレーターは、4。
どのポジションが高い低いと言うわけではなく理解と意識の話。1に視点を切り替え、3や4に取り組むことが成長のカギだということ。3や4の知識・経験を持って矢面に立つことで、目の前の課題・問題・要望解決に何が必要か理解しやすくなるということ。そして、どのポジションでも理解と意識次第で三方良しを生み出せるということ。
奥に引っ込めば引っ込むほど感度は鈍り、主軸が自分自身になってしまう。とにかく「矢面に立って責任を負う。を反復する。」矢面に立てば、緊張感を伴うアウトプットがセットで付いてくるし、目的に対して足りないものが明確になる。

当事者意識で、目の前の課題解決にフォーカスし、責任ある体験と共にインプットする。(成功 or 失敗→反省と改善→反復)そうやって、矢面で喜びと痛みを感じながら、”課題解決のために必要な技術とルール”を身に沁みつけていくしかないと思う。

皆、道半ば。
皆、修行中。
数年経ってから振り返ったときに、コンプレックスとなるか?自信となるか?何歳になっても、何年経っても、今々、揉みに揉まれて揉みしだかれまくるしかない。ただ、揉んでくれるのは上司や先輩ではない。クライアントの先のお客さん(地域社会)に対して「何ができるか?」と問う自分自身のみ。

08 / 07

文章の持つ力

最近、文章の持つ力というものに興味が強くなっている。

「誰も読まないだろう」というような箇所にも、手を緩めず想いを綴れば、誰かにきちんと届いている。そこに手を緩めるから、誰も読まないものになってしまうことを、経験として理解しはじめている気がする。

 

これまでは、主にデザインなどビジュアル面重視でやってきたが、UX(顧客体験)デザイン経由で、いつからか言葉選びや文脈へも意識がつながり、気がついたら文章構築にも時間を“投資”することが増えている。

 

ブランドの基礎構築をする中で、様々な要点が共通認識として見える化され、シートに散りばめられる。それらを組み合わせたり、隙間を縫ったり、バランスをとりながら、まずは感情ファーストで書き出してみる。それから調整調整。

 

  • 自社たちの顕著性を言語化する。(自社を知る)
  • 自分たち独自の言葉を使う。(他社・業界を縫う)
  • ターゲットに沿う感情で語る。(理想の人を描く)
  • 調和と違和感をつくる。(時世とバランスを掴む)
  • 語り手の立ち位置を定める。(ポジションを定める)
  • 漢字とひらがなのバランス。(語り口調を整える)
  • 文脈を統一し、分散する。(想いを浸透させる)
  • 詩的とSEOのバランス。(実質的な結果を読む)

 

などなど。

1ビジュアル×1メッセージから細分化し、枝葉の先まで血を通わせることができれば、葉は青々としげるはず。諸々の制約や条件などあるが、できればここまでを的確且つ強烈に表現したい。この部分を強化するためには、リベラルアーツというのか、もっと吸収が必要。